2014年8月29日金曜日

町広報 高千穂(神話と伝説のまち) 2014.8月号より 

高千穂と言えば夜神楽が有名ですが、

町広報の今月号に載った記事は知りませんでした。


高千穂では夜神楽に伝わる通り、天照大神(あまてらすおおみかみ)が

お隠れになってしまった岩屋の戸を取り払って、世界に光が戻ったという

神話がなじみ深いと思います。

しかし 高千穂にはもう一つ「世界に光が戻った」という神話が伝わっていて

昔 地域それぞれに、その地方に伝わる逸話を編纂した「風土記」の

宮崎地方版である「日向風土記」に書かれていたと言われる記述なの

だそうです。



☆ 日向風土記

   天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、地上世界を
   
   治めるために天降りしますが、その時地上は真っ暗で物の色さえ

   わかりません。するとそこに、大くわ、小くわと名乗る二人が現れて
   
   「あなたがお持ちになっている千の稲穂を周囲にまけば、地上に

   光が射すでしょう」と助言します。

   尊(みこと)がその通りすると、瞬く間に天が晴れ渡り、太陽と月が輝き始めました」

   天孫降臨の神話ですが、この記述はさらにこう続きます。

   「このことから、尊が降りたこの地は ちほ と名付けられた」

   ちほ は、後の高千穂に繋がっていく名前。



この記事を読んで、だれかに知ってもらいたくて 書いてみました。

記者は 地域おこし協力隊員の小池さんでした。








国見ヶ丘 の愛ちゃん





3 件のコメント:

  1. ふたつの神話があったのですね、初めてききました。なにも勉強ですね。ありがとう

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  2. おはようございます(^^)
    ご無沙汰しています、お元気ですか?

    いつか宮崎方面にドライブ行きたいです♫

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  3. 長谷部さん 町広報8月号に載っていました。協力隊員の小池さんの記事はおもしろいですよ
    高千穂に長らくいても、知らない事ってたくさんありますね!

    えあままさん おひさしぶりですね!えあままさんのブログをなかなか見れなくて済みません。 自分のブログもこのところあんまり書けません。秋の高千穂は大分の耶馬溪、菊池渓谷と紅葉がきれいです。宮崎市近くはサーフィンのメッカもありますよ。高速でずいぶん楽に宮崎市方面に行けるようになりました!

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